ポルトガルの北部・中部は自然が豊かで、協会や礼拝堂といった歴史的建造物も多い地で、ポルトガル発祥の地と呼ばれています。
その中でもポルトは人口も多くリスボンに続く第二の都市となっています。
13世紀にイングランドと同盟が結ばれたとき、名産のワインがイングランドに輸出され、地名にちなんでポートワインと呼ぶようになりました。
今でもポートワインは世界中で好まれています。
ポルトはドウロ川の北側の丘陵地にある街で商工業の中心地。人口はおよそ30万人だ。 「クレゴリス教会」はバロック様式でたれられた教会で、出来たのは18世紀。クレゴリスの塔は76mの高さ…
ヴィアナ・ド・カステロはポルトから70kmほど北に行った場所にあり、ミーニョ地方の中心だ。とても綺麗な街でリマの女王という別名まである。8月に行われるロマリア祭は必見。 「アゴニア…
ブラガ県の首都であり、非常に宗教色が強い街がブラガだ。町には教会や聖堂が多く、近くにはボン・ジェズスという巡礼地がある。 「コインブラス礼拝堂」はコインブラス家に付属して16世紀…
ドウロ川の全長は925km。その源はポルトガルを飛び出してスペインにある。 ドウロ川上流のアルト・ドウロと呼ばれる地域はポートワインの産地として知られており、斜面を使った段々畑でた…
コインブラは文化の中心とされる街で、コインブラ大学からは数多くの政治家・文化人が生まれている。この大学はヨーロッパでもかなり古いほうで、リスボン大学が1911年に出来るまではコイ…
アヴェイロは漁業と牧畜の街。潟で海藻肥料をとることが出来、これが埋め立て地を肥やしたおかげで酪農も発展した。モリセイロと呼ばれる美しい船でその海藻を集めているのだが、3月の大見…
パヴィア川に沿って広がる、ワインの産地ダオン。ヴィゼウはその中心的な街だ。かつてこの町に住んでいたヴァスコ・フェルナンデスとガスパー・ヴァスという二人の画家が、ヴィゼウ派を開…
モンサントはカステロ・ブランコからバスに乗って1時間半ほど行ったところにある村だ。 平原に突然現れる岩山は、その変わった光景から先史時代のころからすでに聖なる山とされていた。 13…