民俗歌謡・ファド

ファドは人生の悲喜などを表現する歌で、元は貧しい人々が楽しむ音楽だった。起源には諸説あるが形式自体は19世紀には確立されている。1970年代から1980年代にかけては衰退したものの、このごろは若い歌い手が現れ、かつてよりも多くの人々に効かれるようになった。 演奏する際はギターラと呼ばれるポルトガルギターが使われる。ほかに、ヴィオラやバイシャ・ヴィオラ、コントラバスが使われる場合もある。

ファドの歴史を知りたいなら

「ファドとポルトガルギター博物館」では絵や写真を用いてファドの歴史を紹介している。かつてのファドハウスを再現した部屋ではファドを聴くこともできる。 CDの販売も行っているのでお土産にもいいだろう。

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